高松市消費者団体連絡協議会では、3種類の学習を柱とした活動を実施しています。
1.食育学習
2.消費者問題学習
3.環境学習
それぞれの活動を、ここでは、紹介いたします。
1.食育学習
食の安全安心学習会を開催しています。体験しながら、楽しく学べる講座を企画しています。地産地消(※1)活動の料理提案もしています。
1)地産地消の料理提案
2)香川産を使った調理メニューの創作や募集
3)「食」と「環境」学習ーフードマイレージ調査
4)食の安全・安心学習の研修と企画
5)生産者・流通事業者との交流企画
6)子どもたちへの食育講座
(※1)地産地消とは、地域でとれた農林水産物をできるだけ地域で消費しようという意味です。近年、栄養バランスの偏った食生活や生活習慣病の増加、食料自給率の低下、偽装表示の問題など食をめぐる多くの問題が起こっています。消費者の安全・安心に対するニーズや健康志向が高まっています。
・伝統的な食材や料理・質の良い食品を守る
・子どもたちを含め、消費者に味の教育を進める
・質の良い素材を提供する生産者を守る
2.消費者問題学習
寸劇などで学習会を開催しています。訪問販売や電話勧誘販売、エステ、英会話学校などの契約に関するトラブル、偽装サイトに誘導して暗証番号を盗み出すフィッシング詐欺など、消費者トラブルはいたるところに存在します。
「自分は大丈夫」ということはありません。「自分も狙われているかも」と常に警戒して、新しい手口の情報を知っておくことが大切です。
1)寸劇「悪質商法撃退」
2)夏休み親子消費者教室
3)子供金銭教育(おこづかいゲーム・貿易ゲーム)
~振り込め詐欺事件簿~
・Aさんの場合・・・「携帯番号が変わった」と言われ
・Bさんの場合・・・「通帳と印鑑を預かります」と言われ
・Cさんの場合・・・「お金を取りに行くから」と言われ
・Dさんの場合・・・「お金を返すからATMに」といわれ
悪質業者は消費者を狙っています。
(国民生活センター引用)
3.環境学習
「川を汚さない、大切な資源のリサイクル」をモットーに廃食油収集活動を行っています。また、段ボールコンポストづくりで、ごみ減量化、循環型生活の推進および3R地球温暖化対策の活動をしています。
1)段ボールコンポストの使い方
2)廃食油で石鹸・キャンドル作り
3)フードマイレージ買い物ゲーム
4)エコ工作
・エコクラフトで昆虫作り
・新聞紙でエコバック作り
・段ボールでからくり屏風作り
・ペットボトルでランタン作り
・Tシャツで布ぞうり作り
・牛乳パックで椅子作り
・牛乳パックから手すきはがき作り
5)ごみ分別すごろくゲーム
6)バスボム作り(森の環境学習)
7)水辺の子ども里山里海たんけん隊事業